みなさんは「イーサリアム」って知っていますか?
「何それ?聞いたこともないぞ!」
という人が大半だと思います!
そこで今回は、仮想通貨時価総額ランキング上位で、最近話題のブロックチェーンゲームでも使われている「イーサリアム」について書いていきたいと思います!
「イーサリアム」とは?
今から「イーサリアム」の特徴をあげていきますね!
・インターネット上で使用出来る「仮想通貨(暗号資産)」
・発行上限枚数は「決まっていない」
・「ブロックチェーン」を使用している。
・「スマートコントラクト」という仕組みを使用している。
・様々なプロジェクトの「プラットフォームに使われている」
・開発者は「ヴィタリック・ブテリン氏」
・「2013年」に考案された。
・「マイニング」をして採掘している。
はい。こんな感じです!
一つずつ説明していきますね!
インターネット上で使用出来る「仮想通貨(暗号資産)」
「イーサリアム」はいわゆる「仮想通貨」の一種です。
そもそも仮想通貨が分からない人はこちら
そしてこの「イーサリアム」ですが1,500以上ある仮想通貨の中で2番目に時価総額が高い仮想通貨なのです!
気になる時価総額は「1兆4,976億3,630万円」です!(2020/01/03時点)
発行上限枚数は「決まっていない」
はい!なんと「イーサリアム」は発行上限枚数が決まっていないのです!
「ビットコイン」は2,100万枚しか発行できないので希少価値が高いと言われていますよね。
では「イーサリアム」はどんどん価値が下がっていってしまうのでしょうか?
これに関しては
需要が変わらずに発行枚数だけが増えればそりゃあ価値は下落しますが、需要が増えれば価値は下がらないと自分は思います。
また、イーサリアムに発行上限枚数を設ける可能性もあると開発者達が言っているので、やはり価値が下がっていくとは一概には言えないと思います。
「ブロックチェーン」を使用している。
はい!「イーサリアム」も「ビットコイン」と同じく「ブロックチェーン技術」がつかわれています。
「ブロックチェーン」とはみんなで管理する台帳で、不正が起こりにくいんでしたよね!
「スマートコントラクト」という仕組みを使用している。
「スマートコントラクト」とは、人の手を介さずに契約内容を自動で実行してくれる仕組みのことで、「プログラム出来る契約」と言われています。
1.契約の定義(プログラム)
2.契約の自動執行
3.実行結果の監査
という段階を経ることでプログラムされた契約が自動的に執行されます。
(例)としては「自動販売機」です。
1.「飲み物の代金を販売機に投入し、購入したい飲み物のボタンを押す」という条件を実行する。
2.自動販売機が「対応した飲み物を出力する」という契約を執行する。
3.購入者は「購入した飲み物を確認する」
こんな感じです!
まあ、何やら難しそうですが簡単に言えば「自動化されたプログラム」って感じですかね。
これを「イーサリアム」はブロックチェーン上で実行しています。
様々なプロジェクトのプラットフォームに使用されている。
「イーサリアム」の根幹をなす仕組みが「分散型プラットフォーム」というもので「分散型アプリケーション」を開発するためのものになっています。
「分散型アプリケーション」とは企業や銀行といった「中央管理者」が存在しなくても「そこに参加するみんな」でシステムを稼働させることが出来るアプリケーションのことです。
上にも書いたように「イーサリアム」は「スマートコントラクト」という仕組みを「ブロックチェーン上で」利用しています。
この「スマートコントラクトをブロックチェーン上で利用すること」のメリットが
・契約相手の信頼コストが下がる。
・契約に関わる不正が減る。
・契約に関わる手数料が低下する。
です!
なぜこのようなメリットが生まれるか説明します。
普通の取引は、「売った人」は「買った人」が代金を支払ったかを確認出来なければ取引を完了出来ませんよね。
しかし、「スマートコントラクト」ではあらかじめ決められた条件をお互いに満たした場合のみ契約が成立するので「未払いが起きる心配が無い」のです!
そして、この契約を「ブロックチェーン上」に保存して、後から確認出来るので不正が起こりにくいのです。
さらに、この一連の取引に「仲介者」は必要無いので契約に関わる手数料も削減出来るのです!
このようなメリットがあるため「イーサリアム」の「分散型プラットフォーム」ではすでに1,000種類以上の分散型アプリケーションが構築されているそうです!
すごいですね!
開発者は「ヴィタリック・ブテリン氏」
「イーサリアム」は2013年にウォータールー大学の学生だった「ヴィタリック・ブテリン氏」よって考案されました。
なんとこの時ブテリン氏は19歳でした。
とんでもない天才ですね!
「2013年」に考案された
上にも書きましたが、「イーサリアム」は「ヴィタリック・ブテリン氏」によって2013年に考案されました。
そして2014年1月に「北米ビットコイン会議」でコンセプトの正式発表がされ、同じ年の7月に「プレセール」が行われました。
※プレセールとは、資金調達をしたい個人やプロジェクトが独自の「トークン(ここではイーサリアム)」を発行し、仮想通貨の取引所などに上場する前に投資家に販売することをいいます。
「マイニング」して採掘している。
「マイニング」をして採掘をするのは「ビットコイン」と同じですね!
「マイニング」とは簡単に言えばコンピューターによる計算でしたね。
コンピューターによる計算で、取引などが正しかったかを確認して、その計算を導き出した者に報酬として仮想通貨(ここではイーサリアム)が与えられるのが「マイニング」です。
マイニングするコンピューター
いかがでしたか?
ちょっと難しかったとは思いますが、すでに1,000種類以上のアプリケーションが開発されていたり、じわじわと広がりつつある「イーサリアム」
少しでも知識として頭に入れておけばいつか役に立つ日が来るかもしれないですね!